「水の源をさがす」

授 業 名 「水の源をさがす」

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名  松本市立安曇小学校
実施学年、学級

参加人数

 5年生 3名
担当者  担任
実施日(期間) 令和4年7月21日
講師名 株式会社柳澤林業
実施概要 (1)柳沢林業の仕事内容、現場見学時の安全についての講義

(2)学校近くの伐採現場の見学、説明

実施状況
(授業風景)
最初に、柳沢林業さんが行っている仕事内容について、講義形式で資料を用いながら説明していただいた。

間伐された学校裏山の現場へ実際に入り、どのように間伐作業を行うのか、木の種類は何かなど、講師の方の解説を聞きながら歩いた。間伐前後の様子の違いを見たり、林の中で水が湧き出ている場所を探したりした。

間伐作業の際に使っている機材も間近で見せていただいた。木を切り倒す作業の実演もしていただき、児童は、木が倒れる時の音の大きさ、見かけによらず立派な木の大きさに圧倒されていた。

切り倒した直後の木はとても水分が多く、児童は木に触れたり、皮を剥いで水分量の多さを実感したりして、興味深そうに見ていた。

 

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・木の年輪を見せてもらって、木は大きく成長するまでに、何年も何十年もかかることが分かった。木を無駄にしないように大切に使いたい。

・松枯れは悪いことばかりだと思っていたけど、木が枯れて森の栄養になってまた新しい木が育つので、悪いことばかりではないということを初めて知った。

・木を適度に利用しながら自然を守っていきたい。

2 先生方の感想、要望等

森の中に入り、実際に触ったり、においをかいでみたり、食べてみたりしながら、森の植物について教えていただいた。子どもたちは体験を通して学ぶことができ、とても良い顔をしていた。木についても年輪の話や松枯れの話、森にある木の利用の話などしていただいたことで、子どもたちの木に対する考え方やイメージを膨らませていただいた。また、最後に、工場を見せていただいたことで、自分たちの作りたいもののイメージが広がったり、膨らんだりした様子が見られた。次回は、自分たちの作りたいものに合う木や木の性質など詳しく教えていただきたい。