鹿肉ジビエ学習会

授 業 名 鹿肉ジビエ学習会

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 茅野市立米沢小学校
実施学年、学級

参加人数

6年 42名
担当者 担任
実施日(期間) 2021年10月27日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 修学旅行の夕食BBQの場面で、ジビエについて話して頂く。

子どもたちにジビエのBBQを提供して頂き、味わう。

味わうとともにスウェーデントーチでキャンプの雰囲気を楽しむ。

実施状況
(授業風景)
害獣としての鹿やイノシシについてお話を聞き、鹿肉やイノシシ肉だけでなく自然を食べるジビエについてお話を頂きました。

実際に目の前で調理、試食しました。感染対策もして頂きながら一人分ずつとりわけて配膳してくださいました。全く癖のない鹿肉のローストディア、唐揚げ、焼肉に子どもたちも喜んで食べていました。

スウェーデントーチの明かりは暖かく、おしゃれ。ずっと見ていられる。朝も暖をとりました。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・グランピングで産まれて初めてジビエの肉を食べた事です。なぜかというと鹿肉は、値段が高いし鹿肉はなかなか売っていなくて食べられる機会がもうないかもしれないから印象に残っています。最初はくさみがあるかなあと思っていたけど、くさみなどなかったし、お肉は、脂みが少なくてヘルシーで凄く美味しかったです。その中でも、特に鹿肉の唐揚げがおいしかったです。鳥肉の唐揚げよりサクッとしていて、いくらでも食べられる感じがしました。

・一番は五年生のころからずっと学んでいた、鹿肉を食べられたことだと思います。私は、五年生のころ鹿については学んだけれど、まだ鹿肉は食べたことがなかったので修学旅行で、食べられてよかったです。鹿肉のローストビアンは、思っていたよりもやわらかくて臭みもなかったので食べやすかったです。

・ジビエでは、鹿肉のローストビーフとから揚げ、イノシシの焼肉を食べた。総合で シカのことを学び、どんな味かずっと気になっていた。鈴木さんが「野生の肉は臭い、硬いと思われているけれど、食べてみると変わると思うよ。」と教えて下さり、恐る恐る食べてみた。やはり何事も実際体験すると全然違う。とても柔らかくて臭いも気にならず、おいしかった。こんな機会がなければ、野生の肉をじっくり味わうことはできなかったと思うので、貴重な経験だった。

 
2 先生方の感想、要望等

・鹿肉やイノシシの肉を調理法豊かに、味付けもよく提供して頂き、子どもたちが大変喜んでいた。今まで学んできた鹿についてようやく食すことができ一定のまとめをすることができる。

・感染対策もあり、調理を子どもたちができなかったが、調理師の鈴木さんにお願いできたことで近くで体感することができた。子どもたちの話を聞いて頂いたり、質問に答えて頂けたりしてありがたかった。

・スウェーデントーチについてももう少しお話し頂ければ理解が深まったが、時間の都合でいくつかを点火して味わうことにとどまった。たくさん準備して頂いたので翌朝にも活用できた。学校にも持ち帰ったので今後さらに学習を深めたい。