飲める水を作ろう③

授 業 名 飲める水を作ろう③

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立鎌田小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 30名
担当者 担任
実施日(期間) 令和3年11月25日(木)
講師名 すえなみブッシュクラフト
実施概要 ・水の循環

・ろ過器を作製して泥水をろ過し、きれいな水(飲める水)を作る。

実施状況
(授業風景)
【講義】

「身の回りには、どんな水があるか。

汚くてもきれいでも何でもよいのであげてみてください」と問われ、

・トイレの水 ・天然水 ・雨水 ・泥水 ・プールの水 ・涙 ・湖

・水たまり ・海水 ・水道水 ・川の水 ・森の水

など色々な意見を出す 子ども達。

〇これらの水を“飲める水”にするための方法を考えた。

「私たちは、飲めない水をがんばって飲める水にしている。しかし、がんばらなくても飲める水に変えてくれる仕組みがある。それはどんな仕組みでしょうか。」

・微生物

・太陽 などと答えた子ども達。

〇大地が雨水をろ過・蒸留して、きれいな飲める水が自然と湧いて出ることを教えていただいた。

【実習「山の構造をペットボトルで作ってみましょう。」

・ろ過で使う材料がわかったよ。泥水が本当にきれいになるのかな。

・ろ過された水は飲めるのかな。どんな味がするのかな。

・何回ろ過すれば、飲める水になるのだろう。

 

 

授業について 記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・大地が人の手を使わずにろ過することがすごいと思った。

・何度も繰り返してろ過したら、どんどん水がきれいになって飲んでみたくなった。

・自分たちが作ったろ過装置で、きれいな水ができてびっくりした。

 

2 先生方の感想、要望等

社会「浄水場」理科「雨水のゆくえ」や総合「松本わき水巡り」などで、水に親しみ、興味をもっていたが、「ろ過装置」できれいな水を作ることができること(浄水場も同じようにろ過している)、「大地(自然)」が飲める水を作り出す仕組みをもっていることを教えていただき、今までの学習が繋がって、理解が深まった。
特にわき水に関してはまだ疑問がたくさんあるが、末次さんのお話の中で「わからない」ことがあることを教えていただき、今後の学習の中でも解決できないこともあるということを知ることができた。