梓川リバーアドベンチャー②

授 業 名 梓川リバーアドベンチャー②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立梓川小学校
実施学年、学級

参加人数

6年 32名
担当者 担任
実施日(期間) 2022年9月22日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ・梓川の特徴、川の魅力

・川の渡り方、簡単な安全講習

実施状況
(授業風景)
梓川では、リトルピークスの代表の小峰さんと4人のガイドさん、環境教育ネットワークの方がサポートに付いてくださり、3つのポイントで、生き物探し、川を渡ったり流されたりする体験、飛び込む体験を行った。川で遊んだことのない子も多かったが、小峰さんに安全に行う方法を聞きながら、緊張の面持ちで川を楽しむことができた。初めに小峰さんから、「川で遊んだり、関わったりした思い出が、梓川を守ろうとか環境を大事にしようという気持ちの基になる」というお話があり、子どもたちも真剣に遊びながら学んでいた。これからの人生で災害などいざという時にどうしたら身を守れるかのヒントにもなるのではないかと思った。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

〇今日、梓川でリバーアドベンチャーで川遊びをしました。最初に、川にひそんでいる生き物を、石をどけて、流れに合わせてあみを当てて取りました。私は、カジカを取りたかったけれど取れなくて、唯一取れたのが小さい生き物2匹でした。次に、けっこう深い場所で、もし災害や川でおぼれてしまったときに役立つように、川わたりをしました。川の流れが速くて、川をわたるのが精一杯でした。そして、もし流されてしまった時には、ラッコみたいになって流され、川の流れがおそくなったところで立ち上がること、そして、川の流れが速い時には無理やり立ち上がったりしちゃいけないということでした。災害にあってしまった時に、一つでも役立つことが知れてよかったです。最後に川に飛び込みました。飛び込んだ時、けっこう深くてびっくりしました。最高に楽しい思い出になりました。(Aさん)

〇今日、梓川で小峰さんとリバーアドベンチャーをしました。はじめに、ウエットスーツを着ました。生き物探しで、カジカを取りました。流れの少し強いところでとれました。次に、本流を歩いて渡しました。思ったより、流れが強かったです。その次に、深い、流れのあまりないところで飛び込みをしました。思ったより、深くて、川の底が見えなかったので、少しドキドキしました。この経験から、川は危険だということが分かりました。次に本流で遊ぶときは、気をつけて遊びたいです。(Bさん)

〇今日、梓川でリバーアドベンチャーをやりました。梓水苑までの道のりは、みんなで楽しく歩きました。着いたら、小峰さんの説明を聞いてからウエットスーツを着ました。ウエットスーツは思っていたよりも伸びづらくて着るのが大変でした。その後は、梓川に入って、川にいる生き物をつかまえました。水がとても冷たくて、足の感覚がなかったです。その次は、川の流れが速いところを横断しました。とても速くて、流されてしまいましたが、2回目にCさんと二人一組で協力してやったら、流されずに上手にわたれたので、とてもうれしかったです。最後に岩から川に飛び込みました。水泳の飛び込み台とちがって不安定で少しこわかったけど、飛び込んでみたら快感で、とても楽しかったです。私は、最近あまり川に泳ぎに行っていなかったけど、川に安全に気をつければ、楽しい交流の場になることが改めて分かりました。これからも梓川で遊ぶためには、私たちが美しい梓川を守り続けなければならないということも感じました。私は、これからも梓川がきれいなままであり続けるためにできることに取り組んでいきたいです。(Dさん)

2 先生方の感想、要望等

子どもたちにとって、梓川は地名にも校名にもなっている馴染みのある名前ではあったが、実際に川で遊んだことのある子は半分くらいだった。今回の体験で、子どもたちは、川遊びの楽しさを知り、再度また遊びたいと願った。年度当初は、繰り返し梓川と関わることを希望し、計画もしていたが、梅雨の大雨とコロナウィルスの感染拡大のために計画通りにいかなかった。川に入るのはたった一度になってしまったが、今回の体験を通して、水がきれいで生き物もたくさんいる梓川の良さを知るとともに、川の怖さも実感できたと思う。ふるさと・梓川に今後も関わり、地元の良さを知り、伝え、残すことへつながることを期待している。

スタッフの方に手厚く学習をサポートしていただき大変ありがたかった。