水はどこから?④

授 業 名 水はどこから?④

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

4年  36名
担当者 担任
実施日(期間) 令和3年7月15日
講師名

株式会社 環境技術センター

実施概要 川の水を飲めるようにする浄水場や、汚れた水をきれいにして川に戻す下水処理場の働きについての学習をした。

飲み水となるごく限られた水が、海から山へ、山から川、やがて海へと、何度も循環していることや、森林が長い時間をかけて水をきれいにしていることなどの話を聞いたり、模型や実験を通して確かめたりした。山の性質によって水の成分や味に違いがあることを、利き水を通して体験した。

実施状況
(授業風景)
・浄水場や下水処理、水の循環・森林の働きについての話を聞く。

・水が循環している様子を、模型の実験を見たり、書き込んだりして確認している。

・乾いた地面と湿った地面による水のしみこみ方の違いの実験をして見ている。

・ヨーロッパの水、北アルプスの水、波田の水道水を飲み比べて、味や硬度の違いを確かめた。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・惑星のなかでも、地球は奇跡的に人が住める温度であり、水があることがわかった。

・実験の装置や模型が手作りで、とても分かりやすかった。

・汚れた水をきれいにする微生物の名前を知ることができた。

・山の中のフワフワしめっている土が水にとってもいい土だとしったから、山の森林を守りたい。

・同じ水だけど、飲みやすい水とそうでない水があった。国の土の違いだと知った。やっぱり波田の水道水が一番おいしかった。

・水も理科の実験みたいに調べることができて面白かった。

・水を大切にしていきたいと思った。

2 先生方の感想、要望等

・実際に実験装置に触れ、体験を通して水のめぐりや森の大切さを学ぶことができた。

・「水」といっても、地球上の奇跡の水、長い間かけてしみ出ている大切な水、浄水場、下水処理場、水の味など、多面的に考えられる貴重な学びとなった。

・実験装置を手作りしていて、自分も作って実験してみたい、という意欲をもつ子もいて、興味を引きつける学習であったと感じた。