水はどこから?①

授 業 名 水はどこから?①

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

4年  36名
担当者 担任
実施日(期間) 令和3年7月2日
講師名

株式会社 環境技術センター

実施概要 川の水を飲めるようにする浄水場や、汚れた水をきれいにして川に戻す下水処理場の働きについての学習をした。

飲み水となるごく限られた水が、海から山へ、山から川、やがて海へと、何度も循環していることや、森林が長い時間をかけて水をきれいにしていることなどの話を聞いたり、模型や実験を通して確かめたりした。山の性質によって水の成分や味に違いがあることを、利き水を通して体験した。

実施状況
(授業風景)
・浄水場や下水処理、水の循環・森林の働きについての話を聞く。

・水が循環している様子を、模型の実験を見たり、書き込んだりして確認している。

・乾いた地面と湿った地面による水のしみこみ方の違いの実験をして見ている。

・ヨーロッパの水、北アルプスの水、波田の水道水を飲み比べて、味や硬度の違いを確かめた。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・惑星のなかでも、地球は奇跡的に人が住める温度で、水があることがわかった。

・実験の装置や模型が、とても分かりやすかった。

・社会の授業でも習っていた、汚れた水をきれいにする微生物の名前を知ることができた。

・山の中のフワフワしめっている土が水にとってもいい土だとしったから、山の森林を守りたい。

・同じ水だけど、飲みやすい水とそうでない水があった。ヨーロッパの水は苦かった。波田の水道水が一番おいしかった。

・社会で勉強したことが詳しく知れた。水も理科の実験みたいに調べることができて面白かった。

 

2 先生方の感想、要望等

・今回の学習の前に、社会科で水の循環の学習を行った。事前学習もあったためか、4年生の児童にとって難しい内容だったが、スクリーンの図や写真、よく工夫された実験装置により具体的かつ視覚的に分かりやすく説明していただいたので、内容の大部分を理解することができた児童が多かった。また、知識としていろいろな水があることを知っている児童だが、水の飲み比べによって、改めて水に違いがあることを実感させてもらえて良かった。

・これから、人々が生きていく上で最も重要な問題の一つである環境保全について考えるよい機会を与えていただいたと思う。