田川の生き物さがし②
授 業 名 | 田川の生き物さがし②
【「信州環境カレッジ」補助事業】 |
実施学校名 | 松本市立田川小学校 |
実施学年、学級
参加人数 |
2年 37名 |
担当者 | 担任 |
実施日(期間) | 2021年6月23日 |
講師名 | 松本ほたる学会 |
実施概要 | 児童の身近にある奈良井川湧水へ行って生き物探しをすることを通して、自然の中でいろいろな生き物が生きていることを知り、自然への関心を高める。 |
実施状況 (授業風景) |
①活動場所まで徒歩で移動し、川岸まで降りた。講師の方々に自己紹介をしていただいた後、奈良井川湧水やそこに住む生き物について、お話を頂いた。川への降り方、注意箇所についても、話していただき、学校職員からも、重ねて話をした。
②川に入って網を使って生き物探しをした。捕まえ方を教えてもらったり、網の中に入っている虫の名前を教えてもらったりしながら、子どもたちは夢中になって活動した。 休憩しながら、1時間ほど川に入って生き物探しを行った。 ③捕まえた生き物をバットに移し、どんな生き物がいるのか、観察した。 ヨコエビ、トビケラ、アブラハヤに加え、数年住み着いていると思われる大きなトノサマガエルもいた。 今年は、護岸工事の影響で、川の流れが変わり、これまで住み着いていた生き物の種類や数が減っていること、きれいな水に住む生き物より、やや汚れた水に住む生き物の種類が多かったことなどを教えていただいた。 捕まえた生き物は、授業終了後、講師の方々が、川に戻してくださった。 |
授業について | 記 入 者 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
初めて川の中に入る子どもも多く、はじめは恐る恐るで、「冷たい」「虫なんか持てない」と嫌がる児童もいたが、友だちの様子を見たり、講師の方々に、見つけ方を教えていただいたりしたおかげで、一人一人が、いろいろな生き物を見つけることができ、夢中になって活動することができた。担任が名前も知らないような虫も、講師の方々が、一つ一つ答えてくださり、子どもたちも「ヨコエビだ」「トビケラだ」と捕まえたものを嬉しそうに見せてくれた。 【子どもたちの感想(絵日記より)】 「最初は怖かったけど、だんだん慣れてきました。川の水はすごく冷たかったです。すごく生き物が好きになりました。」 「見つけたものはヨコエビです」友だちは、カエルやカニを捕まえていました。みんなすごいものを見つけていて驚きました。」 虫の名前を知らない担任にとって、講師の方々の存在はとても大きかった。道具の準備はもちろん、一人一人の児童の質問に、親身になって答えてくださり、大変ありがたかった。 捕まえた生き物の種類を観察することで、川がきれいなのか、汚れているのかを知ることができることは、環境教育の点からも、とても良い勉強になった。 あっという間の1時間でしたが、もう少しゆとりのある時間で計画してもよかったかもしれない。 |