大河の一滴スライドショー③

授 業 名 大河の一滴スライドショー③

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 35名
担当者 担任
実施日(期間) 2020年9月2日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 上高地源流見学に向けて、リトルピークスの小峰さんに「大河の一滴」の授業をしていただいた。昨今の海洋汚染について児童が知ったり、梓川の源流までさかのぼり、その一滴が大河の一滴となり、梓川、犀川、千曲川、信濃川と名前を変えながら、海に注ぐ様子をイメージできたりするように講演していただいた。
実施状況
(授業風景)
・槍ヶ岳などの梓川の上流の山々に降った雨や雪の一滴一滴が集まり、梓川となる。梓川がどんどん大きくなり、流れ下る。奈良井川と合流して犀川となる。犀川は、千曲川と合流して千曲川となる。県境を越えると信濃川となる。そして最後に日本海へ流れ込む。

・梓川の水により、農作物がとれる。キノコなど山菜がとれる。自然の恵みをたくさんいただいている。ところが、人間はゴミを捨てて汚してしまう。人工物を作って自然を壊してしまう。しかし、ダムのように必要な物もある。川をきれいにして、下流の人に渡そう。海の生物が、人間の捨てたゴミにより死んでしまうこともある。

 

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・梓川の源流について知れてよかった。

・川が最後は海になると知った。

・海にこんなにゴミがあることに驚いた。

・ダムの名前がわかった。

・はじめの一滴が山の頂上だとは思わなかった。

・ダムと鮭に関係があることを初めて知った。

・川の生き物を大切にしようと思った。


2 先生方の感想、要望等

・海洋汚染ということと、7月からはじまった買い物袋の有料化をつなげて話をしていただいたことで、子どもたちにとって、日常生活と海洋汚染とがつながっているというイメージを持つことができたと思います。

・上高地へ何を学びに行くのか、梓川が上高地までつながっているということを意識できていない児童にとって、本当の大河の一滴は、山の頂上に積もる雪であったり、草花に降る雨であったりということを考え、想像するよい機会となった。