木の話とバウムクーヘン作り⑤

授 業 名 木の話とバウムクーヘン作り⑤

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立梓川小学校
実施学年、学級

参加人数

5年生 31名
担当者 担任
実施日(期間) 令和元年11月12日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ①木の話(年輪のでき方・木の種類についての説明)

②実習(バウムクーヘン作り)

③試食

実施状況
(授業風景)
①木の話(年輪のでき方・木の種類についての説明)

木の年輪の話を聞き、寒暖差や立地条件によって、年輪の太さが変わることを全体で学習しました。

②実習(バウムクーヘン作り)

2グループに分かれて、バウムクーヘンを作りました。まず、たまごを割ったり、粉を入れたりして混ぜる作業をみんなで交代しながら行い、生地ができた所で、いよいよ焼き始めました。年輪のように何層にも重ねていくので、男女ペアで協力しながらの作業です。最初は慣れない姿もありましたが、徐々に「せーの!」と声をかけたり、煙がすごかったので場所を交代したりしながら作業を進めました。

 

③試食

できたてを切り分けて、細かくなったものを試食し、できたものは4個ずつ分けて家に持ち帰りました。子どもたちも「おいしーっ!」と大満足の出来映えでした。

 

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等(日記より)

・生地を重ねて焼いていくと、厚くなって年輪のようになった。焼いた時によって、厚さや色がちがった。バウムクーヘンは、お店で売られているのだときれいな丸が多いが、私たちが竹で焼くと、ごつごつしていた。私は、バウムクーヘンでも木の年輪のことが試せると分かったので、これから調べてみたいと思った。(食べてみたら)お店にあるのよりも美味しいと感じた。

・年輪は、一番小さい輪っかの所が1年と決まっており、それが重ねられて1本の木になっていく。そして、1本、2本、…といって、70本近くはありました。茶色がうすい時やこい時が分かったし、寒くてもやる大事な授業だと思いました。(食べてみたら)作っている時の周りのにおいが入っていた感じでした。でも、世界一番美味しいバウムクーヘン!

2 先生方の感想、要望等

・なかなか体験できないことをできました。子どもたちも作る前から楽しみにしていましたし、おうちの方からも「おいしいバウムクーヘンを家族でいただきました」と感想をいただきました。せっかく木の多い地域にいるので、身の回りに興味を持てるような体験を今後もしていけたらと思いました。