木の話とバウムクーヘン作り④

授 業 名 木の話とバウムクーヘン作り④

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立梓川小学校
実施学年、学級

参加人数

5年生 31名
担当者 担任
実施日(期間) 令和元年11月14日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ①木の話(年輪のでき方・木の種類についての説明)

②実習(バウムクーヘン作り)

③試食

実施状況
(授業風景)
①木の話(年輪のでき方・木の種類についての説明)

・1年で1つの年輪ができること、年輪の色の濃いところは冬を越すために丈夫になっていること、年輪を見れば何千年前の気候も分かることなど、今まで知らなかった年輪の奥深さを学ぶことができました。

②実習(バウムクーヘン作り)

・卵を割り、ホットケーキミックスと混ぜるところを友達と交代で体験しました。バターの使用量に驚く様子が見られました。生地が混ざり始めだんだん力が必要になってくると、互いに励まし合いながら混ぜていました。

・竹に生地を付けて10年分の年輪作りのスタートです。男女ペアでじっくり竹を回転させながら、焼き上げました。

 

③試食

・自分たちで切り分けて、試食しました。できたては外はカリっと中はふわっとしていて、自分たちで作ったから美味しいと喜ぶ様子が見られました。年輪の数を数え、「ちゃんと10才のバウムクーヘンになった。」と、ただ作るだけでなく木の勉強が生きたバウムクーヘン作りになったと思います。

 

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・年輪が一年で地道にちょっとずつついていると分かった。

・恐竜時代の木の年輪を調べると、その時代の気候も分かることを知ったので、実際に調べてみたいと思った。

・何層も何層も生地をぬって焼くと、木の年輪みたいになってすごかった。バウムクーヘンは2人で回さないと出来ないから「協力って大事」だと改めて思った。

・お店で売っているバウムクーヘンよりも美味しかった。

 

2 先生方の感想、要望等

・木の年輪について子どもたちは知らないことが多く、知識を得たことで年輪について更に調べたいという意欲的な姿が見られました。

・年輪の勉強をした後に、自分たちで年輪に見立てたバウムクーヘンを作ることで、年輪の出来方も身をもって体験でき、協力することの大切さも学び、更に美味しく食べることができて、とても充実した時間を過ごすことができました。