自然体感プログラム

授 業 名 自然体感プログラム

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立菅野小学校
実施学年、学級

参加人数

2年 計100人
担当者 担任
実施日(期間) 令和元年10月28日(月)
講師名  特定非営利活動法人わおん
実施概要 1.自然の中で同じ色を探そう。

2.万華鏡づくり

実施状況
(授業風景)
【自然の中で同じ色を探そう】

はじめに、講師の山田さんより、色カードが配布され、「周りで同じ色を見つけてごらん。」と投げかけてもらいました。

「あの木(ヒマラヤスギ)の色は?」「緑」

「でも、全部同じ?」「黄緑もある。」

そこで、色カードの確認です。

「これは?」「緑」

「じゃあ、こっちは?」「黄緑」

「同じ色あるかな。」夢中で葉っぱや石など見つけました。

「黄土色もありそう。」「ネコジャラシが同じだ。」

「青がない・・・」

遊具の色とも違う伝統色の青だけに、南庭になかなかなく、困っていると、「見回してご覧」と山田さんよりアドバイス。ぐるりと見回して「空」「あ、山の色」「いいねえ。」と遠くにも同じ色を見つけました。

 

 

【万華鏡つくり】

色の関心が高まったところで、山田さんから「この集めた葉っぱとかで万華鏡を作ろう」

と提案されると、ワクワク感がさらにアップでした。ペアにキットが配布され、早速、レンズの中に入れていく子どもたち。「うわあ、きれい」

「見てみて!」と葉っぱをちぎって出来上がると、次々に山田さんや担任のところへ見せに来ました。

簡単に出来る万華鏡の仕上がりに大満足で、キットが百円ショップで購入できることを講師の方から聞くと、「うちで買ってもらおう!」とやる気いっぱいでした。

授業について 記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

○身近なところにある葉っぱもよく見ると同じ葉っぱの中でも色が違う。

○すぐ見つかる色となかなか見つからない色もある。

○他の場所でも色を探してみたい。

○葉っぱや石や実も万華鏡に入れるとすごくきれいになる。

○自分で作ってみたくなった。

○作った万華鏡もって帰りたかった。

○簡単に出来るから百円ショップでキットを買って作りたい。

 

2 先生方の感想、要望等

○庭にある身近な自然素材である葉っぱや実、石などを、見て、触って、見比べてと体感を通して触れていくことで、「よく見なさい」とあえて言わなくてもジーっと夢中で探し、見るようになる子どもたちの姿に、自然体感プログラムの良さを感じました。

○配色カードも見やすく使いやすいサイズにラミネートされていて、低学年の子も簡単に扱うことが出来、教材の作り方も参考になりました。

○配色カードも万華鏡もペアで一つというのも、それはそれで自然とコミュニケーションを働かせられ、良かったと感じました。

○日ごろ遊びや学習の場として馴染みのある庭であったが、視点を変えると見方考え方も広がるということを学ぶことが出来ました。1時間があっという間な中にも夢中になった良いプログラムでした。