4の4 ツリーハウスプロジェクト 第2回

授 業 名 4の4 ツリーハウスプロジェクト

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立島内小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 29名
担当者 担任
実施日(期間) 2019年5月23日 10:50~12:25
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ・手すり作り

・階段作り

実施状況
(授業風景)
屋根の支柱が完成し、子どもたちも今までよりも気合いが入っているように思えました。柱の部分に触って、「すごい。」と関心する姿もあり、完成に向けての意欲が高まっていました。

屋根の部分を取り付ける前に、前方の階段とその手すり、後方の階段、木登り場と屋根の支柱の補強を行いました。4つのグループに分かれての活動です。

前方の階段の手すりは、講師の先生方のお力をお借りして木材の採寸をしていただき、それを子どもたちがのこぎりで切っていくという段取りでした。斜めに切ることは子どもたちには難しい作業であったため、大人が中心となって行いましたが、手すりを触ったときにケガをしないように、また、手触りが良くなるようにと、やすりがけを一生懸命行っていました。

後方の階段ですが、作る予定の場所に大きな石が埋まっており、その石を引き抜く作業からスタートしました。桐原さんや百瀬さんにもご協力いただいて総勢9人がかりで掘り起こしたのですがそれでも抜けませんでした。石の底が鉄柱か何かでつながっていることが分かり、石を埋めての作業に変更。島内小の改築前の名残を感じている子どもたちもいました。木材は前時切ってあったため、ドリルで打ちつけ、やすりで磨きました。

木登り場と屋根の支柱の補強は、紐を結い直して補強をしました。木登り場にいたっては一番初めに取りつけた遊具だったので、「少し緩んできてる。」と気がついた子どもたちの声から活動が始まりました。このときも木に優しくを考えながら活動をしている子どもたちの様子が印象的でした。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・講師の先生方に「次にこれをやってみよう。」と指示をいただいたり、アドバイスをいただいたりしながら授業を進めていきました。途中、子どもたちの中から、「次に、この部分もドリルで打ち付けて良いかな。」「ここの部分、やすりがけしてもいいですか?」「ここは前の階段作ったときと同じ感じでやればいいよね。」など、自発的な声がたくさん聞こえてきました。自分たちで目的意識を持ち、完成に向けて進んで活動している様子がありました。


2 先生方の感想、要望等

・上記のように、「やってもいいですか?」「こうしてみたらどうですか?」という子どもたちの言葉に対して、講師の先生方が「いいよ。やってごらん。」「おお。その考え、いいね。」など前向きに受け取ってくださいました。そういったやりとりの中で、「もっとこうしてみたい。」「こんなふうにしてみたらどうかな。」と建設的な意見が生まれてくるのだと感じました。これからも私も含め、そういったやりとりを大切に活動していきたいと感じました。