木の授業とバウムクーヘン作り

授 業 名  木の授業とバウムクーヘン作り
実施学校名 松本市立二子小学校
実施学年、学級、参加人数 4年1組22名 4年2組20名
担当者 4年1組担任 4年2組担任
実施日(期間) 11月1日(水)
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 1 年輪についてのお話

年輪のでき方を見ながらその年輪ができた年はどんな気候であったのか想像してみることができるというお話をしていただいた。

2 バウムクーヘン作り

安全を共有しながら協力して作業を進め、生地を回しながら繰り返し焼き、バウムクーヘンを作った。

実施状況
(授業風景)

竹に記事を付けてくるくる回しながらしっかり焼いていきます

40個!たくさんの卵を割って生地作り

授業について  記 入 者 4年2組担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・バウムクーヘンの意味は木だと知りました。それから木に70個輪があったら70歳、ということも教えてもらいました。バウムクーヘン作りでは、ペアになって1本の竹の両側に一人ずつついて焼くというのを何回も繰り返しました。味見をしたらバウムクーヘンはおいしかったけど、煙がかかって大変でした。

・学校の周りにある木は、だいたい30歳くらいだという話を聞きました。また、年輪という言葉を初めて聞きました。年輪のでき方でそのときのことがわかると聞いてびっくりしました。

・竹に生地をつけて2人で協力して焼きました。「7回目だから7歳だ」と話しながら焼き、とても楽しかったです。焼きあがって竹から抜いたバウムクーヘンは甘いにおいがして、ほかほかあたたかくて早く食べたい、と思いました。

・焼きあがったバウムクーヘンを持ち上げたり、また生地をつけてもらったりするときに「後ろを通ります」とか「生地をお願いします」など声をかけました。安全にできてよかったです。

・卵を40個も使うと聞いてびっくりしました。たくさんの卵と粉とバターをかき混ぜるのは大変でした。持ち帰ったバウムクーヘンは、家で妹と一緒に食べたいです。

2 先生方の感想、要望等

・児童センターなどで体験したことのある児童は数名で、ほとんどの児童が初めての体験でした。最初に火を使うということで、自分も友だちも怪我をしないように「声を掛け合いながら順番に焼いていこう」とお話していただきました。おかげで一人も怪我をすることなく、楽しく体験をすることができました。

・最初に木の年輪について話をしていただきました。1年ごとに年輪ができ、その年輪を見るとその年雨が多かっただろう、暑い日が続いていただろうと想像することができるというお話でした。二子小学校は来年で開校40周年ということで校庭の桜には40前後の年輪があるというお話もお聞きし、普段何気なく見上げている桜の木に親しみを感じることができました。

・1グループ40個の卵を割り、生地作りから始まりました。卵を自分で割った経験のない児童もおり、丁寧にアドバイスしていただきました。たくさんの材料を手際よく準備してくださり、時間内に大きなバウムクーヘンを焼き上げることができました。また、味も大変おいしく出来上がり、お土産として持ち帰ることもできたので、保護者のみなさんからも良い体験ができたようだという声をいただきました。

・打ち合わせの段階から、段取りや準備品などとてもていねいにお話していただき、担任2人とも初めての経験でしたが、不安なく進めることができました。朝早くから来校いただき、火の準備など進めていただき大変ありがたかったです。