マイ箸づくりと袋縫い
授 業 名 | マイ箸づくりと袋縫い |
実施学校名 | 鎌田小学校 |
実施学年、学級
参加人数 |
6年1、4組 58名 |
担当者 | 担任 |
実施日(期間) | 平成28年7月13日(水) |
講師名 | 寿鉋の会・社協ボランティアセンター |
実施概要 | 1 日本に伝わる箸の文化や生活に根ざしているヒノキの特徴などから、伝統的な刃物や工具の使い方や便利さに及ぶまで、製作手順だけでなく歴史と文化に興味を持つような講話を聴いた。
2 「ヒノキの間伐材で作るマイ箸」と「手に入りやすい布を活用した箸袋」を製作する意義を考えながら、実習を行った。 |
実施状況 (授業風景) |
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授業について | 記 入 者 | 教頭 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・全国植樹祭のプランターカバー作りについで取り組んだマイ箸作り。すっかりものつくりが気に入った様子だった。「できあがった箸は、家の人に頼んでしっかりコーティングしてもらうまでは、もったいないから使わない」という子どももいて、自作の箸を大事にしたいという気持ちが伝わってきた。 ・初めて聞く道具の名前に興味をもっていた。 ・子どもたちは、講師の方の名人とも言える技に驚いていた。 ・社会科で5年のときに学習して気にかけていた、原生林の減少を食い止めるにはどうしたらよいかということに、考えを及ぼしていた。 2 先生方の感想、要望等 ・6年生にとって、裁縫はまだ初めて一年くらいで初心者。切り出し刀やナイフなどを使うのは今回が初めてという児童がほとんどだったのではないかと思う。そのため、箸も箸袋も苦労して作っていた。講師の方の指導がなければ、まず仕上がるまで至らないことを体験させていただいた。 ・事前のお話を聞いて、割り箸を使うのを控え、森林資源を守ろうという気持ちが少しでてきたように思う。 ・檜の性質やすごさ、箸の歴史など、子どもが興味をもてる話をたくさんお聴きすることができた。 ・箸作りも箸袋作りも、慣れない子どもたちができるように、温かい声がけをしてくださったり、手をとって教えてくださったりと、講師の方のお人柄に触れることができただけでも、よい体験をさせていただきありがたかった。 |