水辺の生物の観察会

授 業 名 水辺の生物の観察会
実施学校名 松本市立田川小学校
実施学年、学級

参加人数

2年1組25人 2組24人 計49人
担当者 担任
実施日(期間) 平成28年6月22日(水)
講師名 川の自然と文化研究会(NPO)
実施概要 ①奈良井川脇の湧水(松島橋北側付近)に行って水中生物を探す。

②学校に戻り、捕まえた水中生物をルーペ等で観察する。

③水中生物の記録の書き方を講師から習い、絵と文で記録する。

実施状況
(授業風景)
①去年も同じ場所で「川の生き物さがし」をしました。虫が怖かったり、泥が気持ち悪かったりして川に入れなかった子たちも、今年はみんな川に入って時間を少し延ばすほど、熱中して探しました。

  

前日までに川岸の草を刈って、安全に観察できるように準備しました。

水温14.3度。この日、ヨコエビ・トビケラ・ヒラタカゲロウなど、10種類見つかりました。そのうち、ヤマメをつかまえた時は、子どもたちは大興奮でした。

②「これなあに」「これは、ヒゲナガカワトビケラだよ。」というように、捕ったらすぐに名前を教えてくれるNPOの存在が、とても大きかったです。「これとは、ちがう?」「次は、これ探そう。」と、夢中になって活動する要因になっていました。

 

実施状況
(授業風景)
③初めて使うピンセットにドキドキ。ルーペにワクワク。

 

④がんばって記録しよう。川の生き物が分かると、水のきれいさが分かるんだね。

 

 

授業について 記 入 者 稲田 祐美
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・水が透き通っていて、何もいないかと思ったけど、石の裏や草の根元にいろいろいて、びっくりした。

・去年、教わったとおりにタモを動かしたら、ニジマスが捕まえられた。今年はヤマメがいたけど、ニジマスはいなかった。

・去年は川に入るのが嫌だったけど、今年は友だちと一緒に、虫を探して捕まえることができて、嬉しかった。

2 先生方の感想、要望等

・とても良い活動ができている。専門的な知識のない担任では、子どもの質問に答え切れない面があるので、NPOとの連携あっての活動である。

・2年目の今年は、昨年より積極的に活動に取り組む子どもの姿が見られた。継続して行う活動の良さを感じた。

・H26年度は違う学年が田川で、H27・28年度はこの学年が奈良井川脇湧水で、生き物探しを行っている。H29年度は、両方の場所を比較する形で、学校のすぐ裏の田川でも観察をしてみたい。