緑のカーテン設置指導

授 業 名 緑のカーテン設置指導
実施学校名 松本市立田川小学校
実施学年、学級

参加人数

1学年48名 特別支援学級12名 計60名
担当者 担任
実施日(期間) 平成27年5月12日(火)
講師名 松本市緑化協会 株式会社 奥原造園
実施概要 「地球温暖化」「太陽光発電」「リサイクル」「ハイブリッド」などの言葉が当たり前のように使われ、環境問題に関心をもつ子ども達も増えてきている。子どもたちの中には、自分でできることからエコ活動に取り組んでいる子もいる。また昨年度本校に太陽光発電パネルを設置していただき、子どもたちがモニターを見ては発電量を確かめる様子が見られた。しかし、様々な情報はあるものの、子どもたちがそれを生活の中に生かしていくにはまだまだ難しい面がある。そこで「みどりのカーテン」づくりを通し、低学年のうちから体験を通しながら、環境やエネルギーの節約について学ぶ場が大切ではないかと考える。「みどりのカーテン」を取り組む中で、夏の日差しの強い期間に、日かげのありがたさを実感し、エコ活動を生活の中に生かしていこうとする素地を身につけさせたいと考えている。
実施状況 (授業風景)
「緑のカーテン」について、造園の方のお話をお聞きしました。

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実施状況 (授業風景)
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夏に、涼しいカーテンになるといいな。

 

授業について  記 入 者 担当
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・アサガオの葉が茂るとカーテンのように日差しをさえぎることができる→自然の日陰ができる→教室の中が涼しくなる→電気をつかう量がへるので地球に優しい、という「緑のカーテン」の効用を教えていただいた。

・子どもたちの中にはネットの色が緑なので「緑のカーテン」と思っていた子もいたが、お話を聞いてわかったようだった。

・花壇の土に人差し指を立て、第2関節まで穴を開け、そこへアサガオの種をまいた。全員が経験でき、嬉しそうだった。

・「大きくなあれ」と言いながら種をまいている子もいた。

・キュウリの苗も一緒にいただき、育てたので、クラスで食べることができた。子どもたちは大喜びだった。

・子どもたちは教室の窓から、大きくなっていくアサガオを観察していた。夏には屋根よりもツルが伸び「あんな所まで伸びている」と驚いていた。

・「緑のカーテン」の内側から見る景色も楽しんでいたようだ。

2 先生方の感想、要望等

・パワーポイントを使っての授業だったので、とても分かりやすかった。子どもたちもその後の種まきだったので、一生懸命活動していた。

・自分たちの住んでいる地球について意識が向くような、こういう取り組みは良いと思う。低学年のうちが特に望ましい。

・いただいた種をまくには花壇が小さかったので、かなり間引きが必要だった。たくさんいただいたのに勿体なかった。