木材の活用法 

授 業 名 木材の活用法
実施学校名   松本市立鎌田小学校
実施学年、学級

参加人数

 5年4組 30名
担当者 担任
実施日(期間) 平成27年10月14日(水)
講師名 松本市林業士会
実施概要 ・里山で見られる樹木や木の実の種類・特徴・見分け方の学習

・自然の材木と木の実を使って、鉛筆立てとストラップをつくる活動(木材の切断と穴開け、木の実の接着)

実施状況 (授業風景) mH28.p41.1

できあがった鉛筆立て

mH28.p41.2

どの材料を使おうかな

mH28.p41.3

ドリルで穴開け 初体験

mH28.p41.4

力を合わせて丸太切り

 

授業について 記 入 者 教頭
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・自然の木材で鉛筆立てをつくると聞いてどんな物ができるかと思っていたが、やっていく内に、自然の素材を使ってたくさんアレンジしてすごく楽しくなった。どんぐりや松ぼっくりなどの素材選びが、特に印象に残った。

・木を切るときに、のこぎりを押す感触や音がすごく心地よかった。

・森の中にあるものがかもし出す美しさを知ることができた。

・この体験をしてから、木でできたインテリアに興味をもち、今住んでいる木の家がもっと好きになった。将来は、こんなすごいものを作り出す「木」を守る活動に取り組みたい。

・いろいろな人がていねいに教えてくれたので、かわいくできた。松ぼっくりだけでも三つぐらい種類があって、それに松ぼっくりは湿度が高いと閉じる、乾燥していると開くというような豆知識も教えてもらった。

・鉛筆立てに、どんぐりなどの自然のものを使うのは、環境にやさしい物作りだし、工夫ができてとても楽しかった。

・作っていて、自分も森にいるような気がした。

2 先生方の感想、要望等

・材料の準備から、当日の段取りまで全て講師の先生にやっていたきだき、ありがたかった。担任では、あれだけの材料や道具を用意することはできないし、また、5名に一人ずつの講師の方が来ていただいたので、安全面でも、つまずいたときの支援の面でも、手厚く見ていただくことができた。

・初めての体験だが安心して取り組めたので、木材を切ったりする楽しさだけでなく、森の中にある自然の素材を使う楽しさまで、子どもたちは感じることができてよかった。

・この活動があったおかげで、平成28年度の全国植樹祭へ子どもたちが関心をもつことができた。

3 その他

・本校のような学年5クラスもあるところではお願いするのも心苦しいが、学年どのクラスもこうした体験ができるとありがたい。