小水力発電機による自然エネルギー体験学習

授 業 名 小水力発電機による自然エネルギー体験学習
実施学校名 会田中学校
実施学年、学級

参加人数

3学年43名
担当者 3学年担当職員
実施日(期間) 平成25年8月30日(金)
講師名 松本市地球温暖化防止市民ネットワーク(エコネットまつもと)

寿さと山くらぶ         鈴木 喜一郎 様

・NPO法人信州松本アルプスの風 月岡 通孝 様

実施概要 講義 ・自然エネルギーへの正しい理解など

実験 ・小水力発電機を用いた発電実験(水力・手回し他)

・自転車発電

実施状況 (授業風景) mH25p11.1    最初に,月岡先生からエネルギー全般に関して,また,自然エネルギーについての基礎的なことについてお話ししてもらいました。

mH25p11.2

基礎的なことについて理解した後,早速外に出て実験です。

まずは,小水力発電機を普通に水力で回し,発電します。かなりの勢いで発電機が回り,電球が点灯すると「お~っ!」というどよめきと拍手が起こりました。

 

実施状況 (授業風景) mH25p12.1

続いて,小水力発電機を手回しで回してみます。

その際,電球を白熱電球からLED電球に変えたり,二つの電球を同時に点灯したりして負 荷を変えながらの実験を行いました。生徒たちは,LED電球の負荷の小ささを,というより,白熱電球の負荷の大きさを実感していました。

mH25p12.2

続いて,自転車発電機でやはり電球の種類や量を変えながら負荷を変える実験を行いました。電球一つ付けるのもかなり大きなエネルギーが必要であることを実感していました。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

○  小水力発電機を手で回してみたら,とっても重くて大変だった。特に白熱電球は大変で,それだけたくさんのエネルギーをスイッチひとつで私たちは使えるけれど,大切にしなければいけないと思いました。

○  四賀は用水路があるし,傾斜もあるので小水力発電機に適していると思った。一家に一台設置するとかなりのエコになりそうだと思った。

○  屋根には太陽光発電機,用水路には小水力発電機,部屋には自転車発電機・・・とどこの家もそうなったら,あんまり石油などの化石燃料は使わなくてすみそうだ。でも,付けるのにお金が…。

2 先生方の感想、要望等

生徒たちが,自然エネルギーを活用する生活を具体的にイメージするのにとても適した授業だと感じた。また,用意していただいた発電モーターの性能が大変高く,生徒たちの力でも十分に体験しながら学習することができた。

3 その他

流量豊富な用水路があるとさらに楽しい実験となりそうでした。