水辺環境に関わる環境学習

授 業 名 水辺環境に関わる環境学習
実施学校名 菅野小学校
実施学年、クラス

参加人数

5学年 1学級 28名
担当(教諭) 担任
実施日(期間) 8月30日(木)
協力団体名 特定非営利活動法人 えんどっこ
実施概要 1 田んぼで見る事ができる水生生物を講師の話で学んだ。

2 自分たちが米をつくっている田んぼで水生生物を捕まえた。

3 捕まえた水生生物をみんなで見合ったり、講師に生物名や特徴、環境との関わりを話していただいたりした。

実施状況 (授業風景)  mH24p7.1おっ!何かいる!

mH24p7.2 mH24p7.3

この虫は何という名前ですか。  これ、タイコウチだよ。

 

実施状況 (授業風景) mH24p8.1

捕まえた水性生物のお披露目会

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・あの田んぼの中にいろいろな水生生物がいて、その中で絶滅してしまいそうな生物もいたので、びっくりしました。すごくがんばって生きていたと思いました。

・水生生物は一匹一匹に特徴があり、タイコウチは絶滅危惧種ということが分かった。こんな身近なのに絶滅寸前という事をしらなかった。タイコウチは全体で見ると確かに減っていることが分かった。

・アメンボみたいな水の所で生きやすい体をしている水生生物もいた。ゴミを捨てると虫が暮らしにくくなっちゃうから、捨てないようにしたい。

・水生生物も他の水生生物を食べて生きていた。精一杯生きていたから、命は大切なんだと思った。

・カエルやヒル、見たこともない水生生物は気持ち悪いと思ってしまうけれど、カエルもヒルもみんな一生懸命生きているので、命を大切にしていきたい。

2 先生方の感想、要望等

水生生物を捕まえるために、講師の先生に児童ひとりひとりが自由に使える道具を準備していただきとてもありがたかったです。暑い日だったにも関わらず、どの子も夢中になって水生生物を探し、捕まえることができました。児童が田んぼへ行ってよく見つけていたカエルやアメンボ、ヤゴ以外の水生生物はいるのだろうか、捕まえられるだろうか、と心配したが、児童は次々に捕まえ、その場で名前を教えていただき、すぐに覚えていました。水槽に入れて教室で観察を続けましたが、水槽の中で繰り広げられる生き物の世界から、弱肉強食の世界や住みよい環境を見たり考えたり、命について考えたりすることができました。