生ごみ処理機を使った堆肥づくりの授業

授 業 名  生ごみ処理機を使用した堆肥づくりの授業
実施学校名  中 山 小学校 4学年1クラス  参加人数23名
実施日(期間)  平成24年6月21日(木) 生ごみ処理機設置・指導
協力団体名  (株)キクイチ
実施概要 1 小型の生ごみ処理機を借りて学校に設置し、処理機を使用した堆肥の作りかたや、微生物による資源循環についての話を聞きました。

2 約3カ月間、自宅から持ち寄った野菜くずなどを処理機に入れて 一次発酵堆肥を作りました。一次発酵堆肥を協力業者が回収し、2次発酵させて堆肥を完成し、学校に納入しました。11月に自分たちで作った堆肥を広い畑に入れて、たまねぎの定植をしました。

実施状況 (授業風景)

 

 6月21日  説明を聞き、持ち寄った生ゴミを入れて撹拌される様子を見ました。

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○子ども達は、「長いもの、大きい物は,小さくして。水は切ってから」など確認しながら野菜や果物のくずを処理機に入れた。入れると機械がぐるぐるまわると、「おー、」「臭いもない」と子ども達は,声をあげていた。

○生ゴミは、一日に2・5kgから3kgということで入れすぎに注意するために、はかりを用意して生ゴミの重さを計ってから入れました。夏休みがあったので、入れられない期間もありましたが、40㎏以上の生ゴミを入れることができました。全部で7袋の堆肥になりました。

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○10月30日(火)に堆肥になって納入されました。全くイヤなにおいもしませんでした。11月2日(金)に畑に入れました。

 

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

下水道の学習で微生物のことを知りましたが、土の中にも微生物がいて、たい肥にしてくれることを知ってびっくりしました。たくさん入れて、いいたい肥にしたいです。

ゴミでたい肥をつくれるなんてぜんぜん思っていなかったので,できてすごくびっくりしました。このたいひを畑に入れて玉ねぎの定植をしました。来年の夏には、いい玉ねぎになってくれるといいです。

2 先生方の感想、要望等

4年生では、ゴミの学習をしますが、身近な野菜くずや生ゴミを自然に存在する土壌菌が分解して、堆肥にすることでゴミを減らして、リサイクルにもなっていることをはらぺこ君の体験学習を通して理解することができました。自分たちで入れてきた生ゴミで、学級の畑と花壇に入れ、来年、その成果を目で確かめることもできそうです。

このようなことを体験できたことは、大変有意義でした。

昨年もやってわかっていたので、計画的に進め畑に入れることができましたが、お知らせを早めにやっていただけるとありがたいです。